機内での子供用携帯電話・ゲーム機、運航に影響 再起動、電波で誤作動　子供用携帯電話や携帯ゲーム機など、飛行機内に電子機器を持ち込む子供たちに、航空各社が頭を悩ませている。 


防犯機能内蔵の子供用携帯電話は、電源をオフにしても自動的に再起動するため、影響で飛行機の運航システムが誤作動する恐れがあるためだ。 


子供の利用客が増える夏休みシーズンを前に、機内での電子機器類の使用制限について理解を広めたいとしている。


こうした防犯機能は、あらかじめ登録してある暗証番号を入力すれば解除できるが、暗証番号を入力せずに電源オフにするケースが多く、機内で再起動しているケースが多いという。


このため、全日空は昨年７月から、搭乗口に電源オフのやり方をポスターで掲示するなど、機内で再起動しないよう防犯機能を解除するよう呼びかけてきた。 利用客が暗証番号を忘れてしまい、搭乗口で電源をオフにできないトラブルが後を絶たないため、全日空と携帯電話各社と協議。


暗証番号がなくても強制的に電源オフにできるよう、工具を機内に搭載するようにした。起きていないというが、電源の切り方などが分からない場合は「カウンターの職員や客室乗務員に申し出てほしい」としている。